紙飛行機の折り方と性能比較
紙飛行機を折る人と投げる人のスペック紹介
はじめに紙飛行機を折る人、投げる人のスペックから紹介します。
折る人、作る人のスペック
・そこまで手先が器用ではない、美術や図工の成績は3~4、パソコンのタイピングも高校では、後ろから数えた方が早いという成績(30人程度のクラス)。
投げる人のスペック
・野球のボールを使った遠投30~40M。
・紙飛行機はオーバーハンドで軽く投げる。
・紙飛行機のよじれは直さずに投げる。
以上、折る人、作る人、投げる人のスペックの紹介でした。
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①へそ飛行機
特徴
・簡単(9工程)
・伝統的な紙飛行機。
・時間の目安:2分~
・紙:長方形
・飛行距離:4m~
へそ飛行機を作る際は、実際、長方形の紙を使用するので折り紙で折る際には、少し準備に時間が掛かります。チラシなどで折るとよく飛ぶのも特徴です。
②イカ飛行機
特徴
・簡単(9工程)
・時間の目安:3分~
・紙:長方形
・飛行距離:2m~
・形状は、誰もが知っているイカをイメージさせるフォルムになっています。特に先端部分が印象的で、一般的な紙飛行機との違いでもあります。
③やり飛行機
特徴
・簡単(6工程)
・紙飛行機の定番。
・時間の目安:2分~
・紙:長方形・正方形
・飛行距離:4m~
・形状は、尖ったまさに槍(やり)のようです。先端にかけて鋭くなっています。
やり飛行機を飛ばす際には、周囲に人がいないか確認してから飛ばしましょう。
④ツバメ飛行機(つばくろ)
特徴
・少し難しい(18工程)
・時間の目安:6分~
・紙:長方形
・飛行距離:3m~
・形状は、ツバメが翼を広げて上空を飛行する姿に似ています。
つばめは「つばくろ」と呼ばれることから「つばくろ飛行機」とも言われています。
投げ方に少しコツがいるのも特徴です。
先端部分を指で挟んで投げます(人差し指と中指を使います)。
親指と人差し指と中指で持って投げてもよく飛びます。
⑤飛行機1号
特徴
・簡単(7工程)
・時間の目安:2分30秒~
・紙:正方形
・飛行距離:2m~
・形状は、飛膜(ひまく)を広げて滑空するモモンガのように横方向に広がる翼が特徴的です。
⑥飛行機2号
特徴
・簡単(8工程)
・時間の目安:3分~
・紙:長方形
・飛行距離:2m~
・形状は、翼が少し丸みを帯びているのが特徴です。
⑦のしいか飛行機
特徴
・簡単(8工程)
・時間の目安:2分30秒~
・紙:長方形
・飛行距離:2m~
・形状は、のしイカ(スルメ)のように平べったいのが特徴です。ちなみにのしイカとは、乾燥させたイカをローラーで延ばした加工品で、スルメとも呼びます。
⑧とんび飛行機
特徴
・簡単(9工程)
・時間の目安:4分~
・紙:長方形
・飛行距離:2m~
・形状は、翼を広げたとんびが大空を滑空(かっくう)するようすをイメージさせます。
⑨ジェット機
特徴
・簡単(8工程)
・時間の目安:3分~
・紙:長方形
・飛行距離:2m~
・形状は、ジェット機や航空機をイメージさせるフォルムになっているのが特徴です。
⑪プロペラ
特徴
・簡単(9工程)
・時間の目安:4分30秒~
・紙:正方形
・形状は、プロペラ機の先端部分だけをとった形になっています。
このプロペラは、飛ぶというよりは人間の指を軸にして回ります。
なので、人間がプロペラ機の機体になったような感覚をもてるのも特徴です。
プロペラを回転させるには、指で中心を押しながら走ります。
⑫わっか飛行機(グライダー)
特徴
・簡単(6工程)
・時間の目安:2分30秒~
・紙:正方形
・飛行距離:2m~
・形状は、タケノコのような形をしていますが、投げてみるとふんわりと飛んでくれます。
⑬よく飛ぶ紙飛行機(ギネス記録69.14Mを出したスザンヌ号・John M. Collins作)
特徴
・少し難しい(15工程)
・時間の目安:4分~
・紙:長方形
・飛行距離:4.5m~
・形状は、へそ飛行機に似ていますがよく飛びます。
このスザンヌ号は、ギネス世界記録に認定されています。
性能比較表
簡単に折れる紙飛行機ベスト3
順位 | 紙飛行機 | 時間 |
---|---|---|
![]() |
へそ飛行機 | 2分~ |
![]() |
やり飛行機 | 2分~ |
![]() |
わっか飛行機(グライダー) | 2分30秒~ |
よく飛ぶ紙飛行機ベスト3
紙飛行機の飛ばし方
飛距離
飛距離を出すにはオーバーハンドで、まっすぐ投げるのが基本です。慣れてきたもっとスピードを出して投げてみましょう。
滞空時間
滞空時間を出すには真上に投げます。膝を少し落としてそのまま勢いよく投げます。身体がスプリングになるイメージを持って投げるといいですよ。
よく飛ぶ紙飛行機にする方法
私みたいに紙飛行機を調整せずにそのまま投げたら、最高でも4.5m(スザンヌ号)しか飛びません。
なので折り終わったら、しっかりと紙飛行機を調整する必要があります。
調整のポイントとしては、まずよじれをしっかりと直す。
そして、昇降舵(しょうこうだ)をつけるのが一般的です。
①よじれを直す
飛行機を見てよじれがある場合には、定規などを当てて何度も動かすことでそのよじれをとります(作業をする時は、テーブルなどの水平がとれる場所に乗せて行います)。
飛行機を後ろから見て、機体がくねくねしていたら飛びません。
よく飛ぶ紙飛行機というのは、ピッタリとしていてすき間がありません。
②昇降舵(しょうこうだ)をつける
しょうこうだとは、飛行機の後ろにある翼のことです。
この翼を上下させることで飛行機は、機体のバランスをとっています。しょうこうだを上げることで機体は上昇し、下げることで下降します。
一度投げて見て先端が突き刺さるように地面に落ちる場合には、しょうこうだを上げることで調整します。逆に上に上がり過ぎる場合には、しょうこうだを下げて調整します。左右の動きにも、しょうこうだは関係しているのでまっすぐ飛ぶように上手く調整することが必要です。